園について
ごあいさつ
子どもにとって何が幸せで何が必要なのだろうかと考えたとき、幼くとも一人の人間として認めてもらえること、選択する自由があること、育つために必要な環境があることではなかろうかと思います。
子どもは身の周りの事象を常に「わかろう」としています。
そのためにも、私たちは、子どもが子どもらしく過ごせる時間と空間そして関わる人(仲間)を保障しなければなりません。
興味を引き出すものがあり、好きなもので遊び、その遊びを通して主体的に学んでいきます。
そして、やり遂げ、達成感・満足感を味わうことで情緒が安定し、自分を成長させることができるのです。園名をあそびの「森」としたのは、そうした子どもの自己発達を促すことが、森のように沢山ある園にしたいという想いからです。
大人が一方的に「わからせてやろう」と教えるのではなく、この園に関わる人すべての人が、子どもの姿から学び、一緒に、もっともっと「わかる」ためにどうすればいいのか考えていきましょう。
園長 田中 健太郎
- 1971年千葉県生まれ 水俣育ち
- 1991年大学入学 愛知県へ
- 1995年自動車販売会社入社
- 1999年帰郷に伴い初野保育園 就職
- 2005年園長に就任
園の情報
概 要
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経営主体社会福祉法人 水東福祉会
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保育園名はつの・あそびの森こども園
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所 在 地〒867-0002 水俣市初野230
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電 話0966-63-6721
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F A X0966-63-0134
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創 立昭和54年4月1日
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定 員80名
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対 象 者0才から就学前まで
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休園日日曜日、祝日、年末年始休
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開園時間7:00~18:30
沿 革
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1 9 7 9 年新設開園
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1 9 8 1 年乳児保育事業開始
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1 9 9 4 年学童保育開始
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1 9 9 6 年開所時間を延長
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2 0 0 1 年学童保育が放課後児童クラブから放課後児童健全育成事業(国庫補助)へ変更
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2 0 0 5 年一時保育事業開始
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2 0 0 9 年創立30周年記念写真展開催(8月)
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2 0 1 3 年地域共生センター純青館新設
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2 0 1 7 年幼保連携型認定こども園「はつの・あそびの森こども園」へ変更
一時保育
この一時保育は、冠婚葬祭、お仕事、疲れ、介護などで急に子どもの世話ができなくなった時、あらかじめ登録した上で、週3日、または月13日以内の範囲でお子さんをお預かりする制度です。
ただし、他の保育園、こども園に在籍している場合は利用できません。また、幼稚園に行かれている場合は、仕事以外の緊急時に限り利用できます。
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手続き電話でお問い合わせの後、印鑑、母子手帳、健康保険証をご持参の上、
面接、登録にお越しください。 -
保育時間9:00〜17:00
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利用料金水俣・津奈木・芦北からの方:200円/1時間
それ以外の地域からの方:400円/1時間 -
食事食事代として別途300円が必要(午後のおやつ代は利用料金に含まれます)
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休日日曜日、祝日、土曜日、年末年始他、園の休園日
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予 約 方 法前日(月曜日の場合は土曜日)までにお電話等で予約してください。園の都合等で、ご希望に添えない場合がございます。ご了承ください。予約の取り消しの場合は必ず、早めにご連絡ください。
障がい児保育
- 申し込み時にこども園で面接を行い、集団保育が可能なお子さんを受け付けています。
純青館について
純青館は、はつの・あそびの森こども園にとって、地域の「縁側」です。
子どもたちは、いろいろな人と関わることで学び、成長します。
多様な年代と価値観の中でお互い認め合い「共生(ともいき)」する。
そんな環境で豊かな人間性を育み、誰もが安心して子育てをして寄り添える…
そんなコミュニティの拠点、地域の縁側を目指しています。
推薦者
作家、津田塾大学名誉教授、
女性民俗文化研究所主宰
三砂 ちづる様
2007年頃から「おむつなし育児」の研究を行ってきた。全くおむつをつけないということではなく、気がついた時に「おむつの外でおしっこ、うんちをさせてあげる」ことで、紙おむつが普及する前にはどこでも行われていたやり方である。大人もおむつに排泄することは気持ちが悪い。赤ちゃんも同じだ。気持ちが悪いことができるだけないようにしてあげる、ということである。
はつのさんは、保育園レベルで最も早くこの「おむつなし育児」に興味を持ち、園の日常に取り入れてくださった。田中園長はもともと食や子どもの育ちについて真摯に取り組んでおられる方で「おむつなし育児」もそのような園長のアンテナの先にあった。
なるべくおむつをつけないで、自由にのびのびと体を動かし、自らの快不快に敏感になる、心が尽くされた食事をゆったりとおちついて食べる。私が幼い子ならこういう園で過ごしたいし、保護者なら子どもにこういうところですごしてもらいたい。実り多き水俣の未来、日本と世界の未来を感じさせるはつのさんに伺うのが私の何よりの楽しみである。
津田塾大学
多文化・国際協力学科教授
三砂 ちづる様
2007年頃から「おむつなし育児」の研究を行ってきた。全くおむつをつけないということではなく、気がついた時に「おむつの外でおしっこ、うんちをさせてあげる」ことで、紙おむつが普及する前にはどこでも行われていたやり方である。大人もおむつに排泄することは気持ちが悪い。赤ちゃんも同じだ。気持ちが悪いことができるだけないようにしてあげる、ということである。
はつのさんは、保育園レベルで最も早くこの「おむつなし育児」に興味を持ち、園の日常に取り入れてくださった。田中園長はもともと食や子どもの育ちについて真摯に取り組んでおられる方で「おむつなし育児」もそのような園長のアンテナの先にあった。
なるべくおむつをつけないで、自由にのびのびと体を動かし、自らの快不快に敏感になる、心が尽くされた食事をゆったりとおちついて食べる。私が幼い子ならこういう園で過ごしたいし、保護者なら子どもにこういうところですごしてもらいたい。実り多き水俣の未来、日本と世界の未来を感じさせるはつのさんに伺うのが私の何よりの楽しみである。
豊かな「いま」と、
実り多き未来へ