保育について

保育について

0歳児保育

一人の“人”として尊重しています

どんなに小さい赤ちゃんでも、一人ひとりしっかりと意思があり、自ら“やってみよう”とする力を持っています。何も出来ない存在ではなく、一人の“人”として思いを尊重し、心豊かに安心して過ごせるよう応答的な対応を心がけています。

一人ひとりの成長を大切に

子どもたち一人ひとりの自ら成長しようとする力を見守り、成長の先回りをしないようにしています。特に体幹を鍛え、脳の発達に大切な“ずりばい・ハイハイ”がたっぷりと行えるような環境づくりを行っています。

子どもの“やってみたい”を見守る

子どもたちにとって“遊び”や“日々の生活”が学びそのものです。子どもたちは大人から聞いたことや教えてもらったことではなく、実際見た事や経験から学んでいきます。そして、たくさんの失敗から学んでいきます。そんな子どもたちから溢れ出る「やってみたい」をそばで見守っています。

泥んこあそびの解説

おむつなし保育

園で用意したパンツ・ズボンを使用

『紙パンツやおむつの外で排泄(おしっこやうんち)することの気持ちの良い経験をたくさんさせてあげたい』という思いからおむつなし保育を行っています。排泄の間隔は子どもたち一人ひとり様々。一人ひとりの間隔に合わせて、オマルやトイレに誘っています。子どもが嫌がる時には、無理には誘わず子どもからの「行きたい・おしっこが出るよ」のサインを待つようにしています。
また、まだまだ排泄の感覚が完璧ではない子どもたちです。漏らして気持ちの悪い経験をすることも大切に「気持ち悪かったね」「出せてスッキリしたね」と子どもの気持ちに共感することを大切にしています。

給食について

おむつなし 保育の方法

1.登園してきたお友達からオマルやトイレに誘い、園の用意したパンツ・ズボンを履きます
2.降園まで園のパンツ・ズボンを履いて過ごします

  • おしっこやうんちが漏れた時は、毎回温水シャワーで洗い流して清潔にしています
  • お昼寝の時もパンツ・スボンを使用しています
  • 子どもが使用したパンツ・ズボンは、毎回洗濯をし、乾燥機にかけて熱処理をしています
  • 便がゆるい時、感染症が疑われる場合は二次感染を防ぐため園のパンツ・ズボンは使用出来ません。自分の布パンツ・布おむつ・紙パンツを使用します
  • 子どもたちの変化

  • おしっこが出そうな時に、股の部分をじっと見たり、「ちっち」と言葉やトイレに向かって指さしをしたり…言葉や動作で教えてくれるようになりました。

  • パンツ・ズボンの着脱が上手に!

  • 動きやすさや排泄の成功体験、着脱のしやすさ…等から自信がつき、何事にも意欲的で活き活きとした表情が見られるように♪

野外活動

個人差の認識、支え合う心の育成

当園は、子どもたちの「やりたい」「知りたい」「分かりたい」という意欲的な気持ちを大切にした、自然環境を通しての学びを大切にしています。
自然との関わりは、子どもたちに考えるチャンスを与えてくれます。例えば、虫や枝など見つけたもので遊ぶことで、遊びの仕方やルールを自分たちで変えていきます。遊びを一から作り出していくと、集中力や創造力などが育っていきます。また、でこぼこの地面を駆け回ることで、運動神経を発達させ、危険回避能力も育っていきます。このように幼児期の学びは「実際の体験や遊びを通しての学び」であると考え、自発的な遊びができる野外へと、出かける機会を沢山作るようにしています。

野外活動について

異年齢保育

個人差の認識、支え合う心の育成

異年齢で過ごしていると、様々な「立場の違う人」を自然に受け入れられるようになるなど、同年齢だけでは経験しにくい要素が、沢山含まれています。
当園では2~5歳児の異年齢保育を行っています。私たちは子どもの権利を保障するために、年齢ごとに区切るのではなく、大きく幅を持って子どもの発達を見つめるゆとりが大事だと考えています。子どもたちには「個人差」がある中で、自分に合ったことを自分のやり方で行い、自発性や集中力を身に付け、「個性」をよい方向に伸ばしていってほしいと
思っています。また、子どもたちは異年齢で過ごす中で、大きい子は小さい子を助け、小さい子は大きい子を見ながら沢山のことを学んでいます。様々な立場になることを入園から卒園までを通し、経験できるようにしています

異年齢保育について

泥んこあそび

可能性が詰まった泥遊び

戸外の中で泥をさわって笑う…子どものわくわくがあふれでます。
「水」「砂」「泥」 無限に広がる可能性なんです!!
当園では、季節にこだわらず、水・砂・泥を自由に使って遊べるような環境を整えています。それは、子どもにとって幼少期の豊かな体験がその後の人生に大きく関わると言われているからです。泥だらけになって、「気持ち悪い、きたない、洗濯が大変…」と思うのは大人の思いであって、子どもたちは全く気にしていません。それどころか子どもたちは泥んこ遊びを「楽しい。気持ちいい」と感じているのです。
でも、単に「子どもたちが、泥んこ遊びが好き」という理由以外にも以下のような効果があるのです!

泥んこあそびについて
泥んこあそびのココがすごい!
  • 泥んこ遊びのココがすごい。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感への刺激
  • 泥んこ遊びのココがすごい。ウィルスや菌への免疫力アップ
  • 泥んこ遊びのココがすごい。運動能力・バランス感覚のアップ
  • 泥んこ遊びのココがすごい。工夫し生み出す『創造力』と思い描く『想像力』を育くむ

給食について

心と体を健やかに整える、
「自然食育」を採用しています

子どもたちに安心・安全な給食を提供するために食材・調味料にこだわり、すべて手作りで給食を作っています。
子どもたちの健康な体作りを食事の面からサポートしていきます

給食について

給食のこだわり

  • 1.献立

    ご飯…玄米や3分づきまいを主食としています!3分づき米の時は雑穀米を一緒に混ぜて炊きます。

    みそ汁…いりこ、昆布、かつお節などからだしをしっかり取ります

    おかず…野菜や乾物を多く取り入れています。無農薬野菜や、自然農法で作られた野菜を使用。地産地消を心がけ、生産者さんと顔の見える距離で安心した食材を届けてもらえます。

    一物全体…野菜は皮までいただきます!皮にこそ栄養あり、人参、大根、ごぼうは皮ごと使用します。玉ねぎの皮やキャベツの葉の外側ははみそ汁のだしとして使用。里芋の皮も天ぷらにしていただきます。

  • 2.調味料

    砂糖…きび砂糖、てんさい糖、黒砂糖を使用しています

    自然塩…化学塩でなく、ミネラル分を含んだものを使用

    しょうゆ…丸大豆やにがりを含む塩を使い昔ながらの天然醸造で作られたものを使用

  • 3.調理法

    蒸し煮…野菜を蒸し煮することで野菜のうま味や甘味を引き出します

    離乳食について…一人ひとりのペースに合わせてご家庭と連携をしながら進めていきます。食材はご家庭で一度食べたことのあるものを園で出しています

    クッキングについて…五感をフルに使って日々の生活で子どもたちが困らないように自立を目指して取り組んでいます。お米とぎ、梅干しづくり、みそ作り、包丁を使った料理や毎日の給食に出る野菜を洗ったり、皮むきしたりお手伝いをしています。クッキングを通して、作ることの大変さや人に食べてもらうことの嬉しさなどを味わって感謝の気持ちを持てる子どもに育ってほしいと願っています。

  • 4.おやつについて

    おやつは補食です。おやつ=甘いものではありません。子どもたちの胃は小さいため、一回に摂取できない栄養を数回に分けて取ります。おにぎり、ふかし芋、昆布やいりこ季節の果物など簡単なおやつを中心に卵・乳製品を使わずやさしい甘味でお菓子も作っています。